早明浦ダム

高松市福岡町３丁目本州に停滞した前線に南から湿った空気が入り込んだ影響で、県内でも２９日、高松、坂出両市を中心に強い雨が降り、両市と宇多津町で計５６戸が床下浸水した。しかし、早明浦ダム（高知県）の上流域ではほとんど降らず、吉野川水系水利用連絡協議会は同日、発電用水の緊急放流を３０日午前にも始めると発表した。県によると、午前１１時～午後２時ごろにかけ、県中部の海沿いや小豆島などで強い雨になり、高松市庵治町で１３８ミリ、坂出市で７０ミリ、土庄町で６６ミリなどの降雨を記録した。この雨で、宇多津町で５２戸、坂出市で３戸、高松市庵治町で１戸が床下浸水した。また坂出市番の州町の県道が冠水し、２００メートルにわたり一時、全面通行止めになった。一方、早明浦ダム上流域での降雨はわずか。２９日午後６時の貯水率は１・０％で、３０日午前８時ごろにはゼロになる見込みだ。
[引用元：朝日新聞]

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