携帯電話関連

米調査会社ＩＤＣなどによれば、世界全体の携帯出荷数は2008年1－6月に6億台近くと前年同期比15％増えました。中国、インドなどＢＲＩＣｓ（ブラジル、ロシア、インド、中国）のほか、中東諸国やアフリカでも携帯電話を購入する所得層が拡大したことが市場拡大のペースアップの背景だそうです。国内の携帯電話市場は飽和状態なので、携帯電話向けの部品メーカーやソフト開発企業は、海外に活路を見出し、新たな成長が期待できそうです。このため株式市場では、携帯関連銘柄への関心が高まる可能性が出てきたと考えます。ヒンジ(ちょうつがい)の製造を手掛けるストロベリーコーポレーション(3429)は08年度の海外売上高が07年度実績の約3倍の30億円になる見通しです。06年から国内と中国の生産・開発拠点を拡充し、折り畳み動作が円滑になる技術を確立したことが奏功します。

[引用元：NSJ日本証券新聞]

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